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人工知能でモノクロ画像を色鮮やかにする「Colorize Black and White Photos」がどこまで元の色を再現できるのか試してみた

 

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今年の春に早稲田大学の研究グループが、モノクロ画像をカラー画像に自動変換する技術を発表し、話題になりました。この技術にはディープラーニングを活用していて、画像内の特徴とその色を学習することで、モノクロ画像に対して自然な彩色ができるようです。

そんなモノクロ画像をカラー画像にできる技術ですが、様々なところで研究が取り組まれております。そして先日、Algoritmiaからこの技術を使ったウェブサービスが公開されました。

Colorize Black and White Photos:http://demos.algorithmia.com/colorize-photos/

モノクロ画像のURLを指定するかアップロードをすることで、カラー画像に人工知能が自動変換してくれるとのこと。今回は、実際にこのサービスを試してみて、自動変換される画像が元々の色をどこまで再現しているのかを調べてみました。

まずはシンプルな画像で試してみた

早速画像をアップロードしてみましょう。まずはこのモノクロ画像をアップしてみます。

ちなみにこれが元のカラー画像です。これは鎌倉の風景画像で、緑の山・朱色の舞殿・イベント用の白いテントとシンプルな色合いとなっています。

さて画像をアップロードしてみると10秒も経たぬ間に、以下のような結果が表示されました。

これは綺麗に彩色されています。ただ、舞殿の朱色だけは、うまく彩色されていませんね。これはもしかしたら、日本特有の建造物については学習されておらず、ただの木造建築ととらえられて茶色に彩色されたのではないでしょうか。

色相が少ない夜景画像をモノクロにしてトライ

次にこのモノクロ画像でトライしてみましょう。

元のカラー画像はこちら。このモノクロ画像を夜景と認識することがそもそも難しいかもしれませんが、はたしてどのように彩色されるのか。

このモノクロ画像を変換した結果です。元のカラー画像と比べて、少し全体的に赤みを帯び、さらに空は強い青みを帯びています。しかしこれもあまり違和感がない彩色がされています。空が強い青に彩色されているのは「夜空は強め・暗めの青」というように学習されているため、なのかもしれませんね。

様々な色が使われている街の画像はどうだろうか

最後はこの画像を試してみます。

この元の画像はこちら。渋谷のセンター街の写真です。様々な店の看板や中型トラックなど、様々な色が使われています。

モノクロ画像を変換したところ、日に焼けて色あせたような画像に・・・。これは最初の画像の時みたいに日本特有の企業の看板などは学習されておらず、彩色ができないということでしょうか。

まとめ

さて、今回3種類のモノクロ画像で人工知能による自動彩色を試してみましたが、シンプルな風景画像などであれば違和感なく綺麗に彩色してくれるようですね。街並みなどの彩色はまだまだですが、今後このサービスが学習を重ねていけば、複雑な内容の画像も違和感なく彩色できるようになるかもしれません。

皆さんも手持ちのモノクロ画像が、どんな風に彩色されるのか、実際に試して、楽しんでみてはいかがでしょうか?

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